動物行動学(エティオロジー)【※必見】犬を飼う前の心構え10選

動物行動学

犬を飼う前は、不安でいっぱいですよね。

今回は私も初めての保護犬ということで心配事が多く、「動物行動学(エティオロジー)」の専門家に相談してみることに

きちんと専門知識を兼ね備えている人が教えてくれるので、とても頼りになりました。

実際にサポートを受けてみると、想像以上に知識が深まったような気がします。

今回教わった犬を飼う前の心構えを、ここにまとめておこうと思います。

これから犬を飼おうと思っている人のために、少しでも参考になれば幸いです。

目次

犬を飼う前の心構え

一日のルーティンをつくってあげる

決まった時間に餌を与え、散歩に行き、おもちゃを与える。

うちの子は8ヶ月目なので、餌は一日2回。12時間ごと。

散歩は一日2回。朝は15分程度でOK。夕方は最低でも40分は必要とのこと。

家族全員が、均等な頻度で遊んであげる

あまり遊んでくれない人と家で二人っきりになったとき、ストレスになってしまうから。

ただし、人間からかまい過ぎないこと。かまってちゃんになってしまい、お留守番ができなくなったり、家で仕事をするのを邪魔されるようになります。

ご褒美を活用して信頼を築く

ご褒美は主に3種類あり、必要に応じて与えること。

飼い主がしてほしいことをしてくれたときに、たっぷりと与える。

特に、おしっこやうんちを正しい場所でしてくれたとき。

おやつ…肉系が一番喜ぶ。太らないよう、野菜やフルーツを細かく切ったものもおすすめ。

おもちゃ…ほめるときに、新しいおもちゃを与える。

なでなでする…必ず下から手を出し、首まわりを撫でる。上から頭を撫でるのは厳禁。

苦手なものは、ポジティブなものとリンクさせる

例えばうちの子は首輪が苦手なので、大好きな鶏肉とリンクさせることにしました。

まずは首輪を床に置き、輪の中に鶏肉を置いて食べさせる。装着できたら、鶏肉をあげる。

そうすることで、少しずつ怖くなくなっていくそうです。

精神安定剤の活用

まだうちに来て一週間なので、夜泣きがひどいです。(昼でも)

遠吠えなどして近所迷惑なので、どうにかならないかと相談したところ、アンキシタンという薬(サプリ)を勧められました。

緑茶が原料で、自然由来の精神安定剤です。

アンキシタンについては、こちらの記事で書いています。

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噛めるものを与える

足や尻尾など、体を噛み始めたら、ストレスが溜まってきたサイン。

ケガを避けるため、代わりに噛めるものを与えます。骨や、ボールなど。

置いておく場所をこまめに変えて、飽きさせないのがポイント。

退屈してきたら、おやつを投げて探させるゲームをするのがおすすめ。

ダメなことは、一度たりともさせない

例えばソファやベッドに上がってほしくない場合、一度でも許してしまうと、飼い主がいないうちにやってしまうことがあります。

だめなことは最初からダメと、心を鬼にして教える必要があります。

質の良いドッグフードを与える

ドッグフードはメーカーによって成分や配合量が全然違うので、ケチってはいけないところです。

将来的に、高額な医療費をカットできるかもしれません。

我が家では、ドッグフード半分、手作りごはん半分を与えています。

手作りのものは基本肉ベースで、野菜はミキサーで潰して入れています。

しかし専門家によると、ドッグフードだけ与えるのが一番理想的とのこと。

犬はもともと肉食の臓器を持っていますが、人間と一緒に進化してきたことから、野菜やフルーツも食べられます。

ただ、犬によって合うもの合わないものが異なります。

玉ねぎやニンニクは論外ですが、犬によってはその他の野菜でも、急にアレルギー症状が出たりすることもあるそうです。

リスクを回避するため、野菜は程々に、とのこと。

とはいっても、我が家では少量ずつ与えていくつもりです。

ノミや寄生虫は人間にもうつることを心得る

ノミや寄生虫を甘く見ていると、人間にもうつります。

私が住んでいるメキシコでは、ノミや寄生虫退治後、飼い主さんも薬を飲みます。

散歩中に草むらからノミがつくこともあるので、ノミの駆除をこまめに行うこと。

時間がたつにつれて、帰属意識は変わっていく

うちの子は群れで生活していたため、仲間との絆がすごく強いです。

8か月も一緒に過ごした家族なので、恋しくなって当然。

仲間を呼び寄せようとして遠吠えをしているのですが、今はなるべく家族に会わせないようにするべきとのこと。

時間がたつにつれ、

元の家族 < 今の家族 

少しずつ帰属意識が変わっていくので、その時まで気長に待つことが大切

今の家族の方が大事と思えるようになってくると、どこかで前の家族に会ったとしても、

精神的に不安定にならず、良き友として再会することができます。

今の不安定な状態で会わせてしまうと、元の家族のもとへ帰りたくなってしまい、逆効果とのこと。

愛犬には幸せで健康な犬生を

犬の生涯はあっという間。

だからこそ我が家では、一日一日を「幸せに」過ごしてもらうことにしています。

毎日食べるものだから、大好きなごはんでなくではいけません。

それでいて、人間が食べても問題ないくらい高品質なものである必要があります。

我が家では愛犬の健康のために、動物性タンパク質をベースにした高品質なごはんを与えています。

何か月もかけて調べて、やっと「これならいいかも」と思えるごはんを見つけたんだ。

原材料を隅々まで読み、調べつくした結果、出した答えが「モグワン」。

こんな飼い主さんにおすすめ
  • 本当は手作りしてあげたいけど、時間的に難しい
  • ドライフードは添加物が心配
  • 手作り食は栄養バランスが気になる

モグワンは下記のリンクから購入できます。

購入はこちら

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「動物行動学」の観点から、犬を飼うにあたってのポイントを教えてもらいました。

ポイントをまとめると、

  • 一日のルーティンをつくってあげる
  • 家族全員が、均等なバランスで遊んであげる
  • ご褒美を活用して信頼を築く
  • 苦手なものは、ポジティブなものとリンクさせる
  • 精神安定剤の活用
  • 噛めるものを与える
  • ダメなことは、一度たりともさせない
  • 質の良いドッグフードを与える
  • ノミや寄生虫は人間にもうつるので気を付ける
  • 時間がたつにつれて、帰属意識は変わっていく

少しでも参考になれば幸いです。

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